あしたのために、その1

毎日がつまらない。
朝、子供を学校に送り出し、自分の支度をして9時に家を出て仕事に向かう。
特別忙しい訳でもなく、暇な日もある。適度な仕事量だ。
定時の18時に仕事を終え、帰宅。
子供の宿題を見たり、遊びに付き合い、お風呂に入れて就寝。
子供が寝てから少し自分の時間を、と思うけど睡魔には敵わない。身体が動かない。
そしてまた、朝がやってくる。

『○○くんのママ』。
そう呼ばれるのが少し不満だ。
確かに私は『○○くんのママ』だけど、私にだって名前がある。
私は私だ。
名前で呼んでくれるのは、会社の同僚と昔からの友人だけ。
時々、『○○くんのママ』ではなく、『私』でいたいと思うときがある。

恐らく10年ぶりくらいだろうと思う。
想いを寄せる人ができた。
もちろんその想いを伝えることもなく、当然、一方通行。
30過ぎて、とてつもなく恥ずかしいけれど。
でも、この時の私は『○○くんのママ』ではなく、紛れもない『私』自身だ。
届かないだろうメールの着信を待ち、一日中携帯ばかり気にしている自分。
気休めに占いばかりやって、携帯のパケット料金が前月の倍になってしまった。

何かを変えたい、と思う。
ヘアスタイルを変える。5kgダイエットする。
見た目だけでもいい。何かが変わらなければ。

昔、失恋をして、本当に最悪な毎日を過ごしたことがある。
私は、どうにかしてその人の気持ちを変えたかった。
でも、私は気付いたのだ。
変わるのは、変わらなければいけないのは、相手ではなく、自分なんだと。

その人への想いが報われなくても、今はいい。
この先、ずっと子供と二人でも構わない。
でも、覇気のない今の自分が嫌。
同じことの繰り返しではない毎日。
『○○くんのママ』ではなく、『私』自身を必要としてくれる誰か。
私を『私』と認めてくれる存在。


***********


何かを変えなきゃ。
どんな些細なこともいい。
今日と少し違う明日になるために。

いつもと違う道で仕事に向かう。
「疲れた」とか「面倒だ」と言わない。
時に、気楽に構える。
いっぱい笑う。
ご飯、八分目。
年齢を気にしない。
依存しない。
息子がいてくれることに感謝する。


さて、手始めに美容室の予約、入れようかな。

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